Xi、7GB超えたらどうなるの?

「Xi、月7GB以上通信すると規制がかかるらしいけど、かかったらどうなっちゃうの?」そんな疑問を持った方のために解説します!

少し前までは、パケット定額のプランといえば、いくらでも使い放題でしたね。定額、あるいはフラットという言葉からも多くの人は使い放題のプランだと推測するでしょう。しかし、最近では必ずしもそうではありません。スマートフォンユーザーの増加による通信量の急激な増加に、各通信キャリアは頭を悩ませています。そこで、各社ともに、増加する通信量を少しでも抑え込むために、新たな通信規格・LTEの導入に合わせて、通信量の制限を設けたのです。

国内で最初にLTEサービスを開始したのはNTT docomo。Xi(クロッシイ)という名称をお聞きになったことはありませんか?あれがそうです。従来のFOMAと比べ、通信速度が速くなります。そのdocomoが設けた通信量の制限は、「月に7GB以上通信した場合、当月中は通信速度を128kbpsに制限する」というもの。128kbpsというと、Xiの通常の速度はもちろん、FOMAの速度にもはるかに劣ってしまいます。ちなみに、今回はdocomoのXiについて扱いますが、au,SoftBankのLTEのプランも同様に「月に7GB以上通信した場合、当月中は通信速度を制限する」システムですので、今回の記事は、docomo,au,SoftBankどのキャリアをお使いでもある程度共通して言えることですので、必要に応じて読み換えてお読みくださると幸いです。

みなさんやはり気になられるのは、「どのくらい使うと制限がかかるの?」「制限がかかった場合どうなるの?」「どうしたら制限がかからないように使っていけるの?」といったところかと思いますので、今回はその3点を軸に解説していこうと思います。

1.「どのくらい使うと制限がかかるの?」

さきほども書いたとおり、月に7GB以上通信すると制限がかかるのですが、7GBと言われてもどの程度使えば達するのかよく分かりませんよね?私も実感がわきません。では、携帯電話の通信量の単位としておなじみ、”パケット”に置き換えるとどのくらいなのでしょうか?
なんと、約5800万パケットです。どうですか?意外と余裕があるように思えませんか?その通りなのです。メールをしたり、facebookやmixi,twitterなどのSNSを楽しんだりといった、文字を中心とした使い方ならまったく気にかける必要はないぐらいの量なんです。
でも、スマートフォンをお使いなら、やっぱりたくさんのアプリを楽しんだり、あるいは動画を見たりもしたいですよね?そうなると話は変わってきます。アプリのダウンロードや動画の視聴をすると、文字を中心とした使い方よりはだいぶ通信量が増えてきます。
5800万パケットと聞くと、一部のヘビーユーザーにしか関係ないような途方もない量なのかな、と思わせつつ、実はスマートフォンの機能をいろいろ楽しむのであれば、意外と普通の使い方をしてしまっていても達してしまう可能性もある、そんな微妙な数字が、この7GBというボーダーラインなのです。

2.「制限がかかった場合どうなるの?」

では、もし7GBを超えてしまったらどうなるのでしょうか。最初のほうで書いた通り、通信速度が128kbpsに下がります。ちなみにXiの通常時の通信速度は平均すると約10Mbps程度なので、およそ1/100ぐらいの速度になることになります。かなり使いにくくなりそうなことがわかりますね。
その速度になってしまった状態で、どの程度使い物になるのでしょうか。私もXiの回線を使用しているのですが、実はこの記事を書いている今、速度制限がかかっている真っ最中です(笑)。ですので、実際に速度制限がかかった状態で使用してみての感想を少々書いてみようと思いますので、もし参考になれば幸いです。
まず、メールやSNSなど、文字だけをやり取りするものはそれなりに使えます。もちろん若干遅いのですが、許容範囲内といったところです。そういった意味では、速度制限がかかっても携帯電話として最低限の役目は果たすのでその点は安心していいでしょう。ただし、メールや投稿に画像を付けたりする場合はかなり厳しいです。時間がかかりすぎてタイムアウトになってしまい送信できないといったこともたまにあります。相手から送られてきたものに画像がついていた場合も同様に厳しい部分があるかもしれません。
ネットサーフィンをするとなるとかなり厳しくなってきます。一応できることにはできるのですが、読み込み時間が非常に長くなり、苛立つと思います。
アプリのダウンロードや動画は諦めたほうがいいでしょう。不可能とは言い切れませんが、読み込みを待っていたら日が暮れてしまいます(笑)。
といった具合で、速度制限がかかってしまったら最低限のことしかできないと思っておいたほうがいいかもしれません。
なお、速度制限がかかったときに約2000円の追加料金を支払えば、制限がかからずに使える量を2GB増やしてもらえることも覚えておくといいかもしれません。毎回2000円払っていてはとんでもない額になってしまいますが、万が一のときのために、一応そういう手段もあるということをお一つ。

3.「どうしたら制限がかからないように使っていけるの?」

規制がかかった場合のことを聞いてみて、たぶん気になるところですよね?お教えしましょう。
まず、先ほどから何度か書いていますが、メールやSNSは大した通信量にはなりません。また、速度制限がかかってもある程度普通に使えます。ですので、メールやSNSは通信量のことは気にせずどんどん使って大丈夫かと思います。
通信量を増やさない最大の秘訣は、可能な限り無線LAN(Wi-Fi)に接続してスマートフォンを使うことです。無線LANに接続して使っている間は、Xiでの通信量は増えません。家で無線LANを使うことももちろん重要ですが、カフェやショッピングモール、あるいは職場などでも、使用できる無線LANがある場所では極力無線LANに接続して使いましょう。そうすることでXiでの通信量を抑えられます。
それに関連してもうひとつ。アプリの更新や、新しいアプリのインストールは、無線LANに接続しているときにしましょう。これを徹底するとかなり通信量が違ってきます。アプリのダウンロードはかなり通信量が多いので、無線LANのない場所ではできるだけ控えたほうがいいです。容量の大きいゲームアプリなどでは、物によってはひとつで数百MBあるものもあります。アプリのダウンロードは大きな負担になってしまうのです。
この2つに気をつけて使っていれば、通信制限は気にせずスマートフォンを楽しめるとおもいます。ぜひ実践してみてくださいね!

【追記】同じような内容の記事を新たに追加したので、こちらも合わせてお読みいただければと思います。