iPhone X 1ヶ月間レビュー 〜これから iPhone X を購入するあなたへ〜

つい先日「iPhone X SIMロックフリーモデル(シルバー)フォトレビュー」という記事を公開しました。iPhone Xを約1ヶ月間使用した感想と、良かったところ・悪かったところを私目線でご報告したいと思います。

いかにも釣りのような胡散臭いタイトルをつけてしまいましたが、私はiPhoneもAndroidスマートフォンもどちらも使用しています。あまり自信はないですが、なるべく公平なレビューとなるよう心がけます。また、タイトルで謳ったとおり、これからiPhone Xを購入しようと検討されている方に是非読んで頂けたら幸いです。

それでは、早速いってみましょう!

徹底レビュー①:良かったところ

とにかく所有感を満たしてくれる1台

高級感溢れるボディでサイドフレームはステンレスで輝く。

これは私自身購入する前から分かりきっていましたが、魅力溢れる端末を持っているぞ!という所有感を満たしてくれます。新しいモノが大好きなので出る度につい購入してしまうのですが、先進的なデザインでハイスペックなiPhoneを使用したい方には迷わず選んで頂きたいと思っています。

先日のフォトレビューでは写真を中心にお届けしました。四隅までディスプレイになっており、息を呑むようなデザイン。約5.8インチの大画面ながらもコンパクトな本体サイズは持ちやすく、有機ELを採用したことでこれまでより鮮やかな描写です。

スワイプによる直感的な操作が快適

iPhone XではiPhoneのシンボル(?)でもあった丸い形状のホームボタンが無くなりました。ホームに戻る操作は「画面下から上にスワイプ」に変更となり、そのほかの操作もiPhone X独自の操作になっています。iOS 11との親和性も高く、iPhone X用に作り込まれているため慣れてしまえば快適に扱えます。心配しなくとも大丈夫です、人間は数日使えば慣れるので。

続々とアプリがiPhone Xに対応!

デベロッパー泣かせのApple、今回も盛大にやってくれたなと思っていましたが、予想よりも普段使用しているアプリがiPhone Xのディスプレイに対応していました。購入当初はLINEが未対応で不満でしたが、その後アップデートで対応しました。GoogleマップやGmail、TwitterやFacebook、Instagramなどの主要アプリは大方対応したようです。デベロッパーの皆さん、本当にありがとうございます。

オートで綺麗な写真が手軽に撮れます

iPhone X のカメラで撮影したとある日の夕焼け写真。オートでHDRが効いており、カラーのバランスも非常に良く、思わずうっとりしてしまう1枚。

iPhone Xでは12メガピクセルのカメラレンズを2つ搭載しており、一つは広角でもう一つは望遠です。iPhone 7 Plusから2つのレンズを採用しており、昨今のAndroidスマートフォンでもデュアルカメラが当たり前の風潮になっています。

左が1x、右が2xの写真を並べたもの。全く同じ位置から撮影しており、ズームでも綺麗な写真を撮ることができる。

これまでデジタルズームではどうしてもザラザラとした仕上がりになってしまう写真でも、綺麗な状態で記録できるようになりました。風景写真以外でも、食べ物の撮影などでも力を発揮してくれます。

徹底レビュー②:悪かったところ

屋外での視認性は期待はずれ

先日紹介した自転車ホルダーの記事で撮影した写真。日が暮れ始めた夕方に撮影したものの、やはり直射日光に当たると見えづらい。

iPhone Xではディスプレイに有機ELを採用しています。一方で、iPhone 8 / 8 Plusなど従来のiPhoneシリーズでは液晶パネルを採用しており、これまでのiPhoneとはやや異なる発色を味わうことができます。

これによって屋外での視認性……特に直射日光の真下で使用した際、画面がはっきりと見えることを望んでいました。というのも、従来の液晶パネルを搭載したiPhoneは直射日光の真下だとほとんど見えないのです。

結果は残念ながら期待はずれ。当然ながらiPhone 8と比較すると圧倒的にはっきり見えるのですが、明るさがまだ足りません。同じ有機ELを長年採用し続けているGalaxyシリーズでは、特にGalaxy S8 / S8+、Galaxy Note8を直射日光下で使用すると差が歴然です。ソフトウェア制御で明るさを最大まで引き上げ、文字もはっきりと見ることができます。

あくまで想像ですが、恐らくAppleのソフトウェア制御では端末に負担をかけないためにもやや控えめに設定しているような気がします。しかしながら、せっかくの有機ELなので直射日光下でも視認性が向上すると尚良いと思っています。

選択肢はFace IDのみ。Touch IDが恋しい

iPhone X ではサイドボタンをカチカチっとダブルクリックすることでWalletの画面が表示される。

風邪が流行る季節なので予防のためにマスクをつけて出歩いています。すると当然ながらFace IDでのロック解除をすることができません。また、Apple Payでの購入時にも同様の事象が起こり、これがなかなかストレスです。ロック解除するときにマスクを外せばいいと思っていましたが、毎回その度にマスクをずらすのははっきり言って面倒で、かといってマスクをつけない訳にもいきません。なんとももどかしいですね。

技術が進歩すればディスプレイ上に指紋センサーが搭載されるのだと思いますが、暫くは我慢です。なんだかんだでTouch IDは偉大でした。

総評:“高いが必ず役に立つ”iPhoneです。

iPhone Xの2モデルはそれぞれ64GBと256GB。両モデルともに定価10万円超え。はっきり言って非常に高価なモデルだと思います。ですが、私は買ったことの後悔はなく、むしろ期待以上の満足を得られました。

もちろんすべてが完璧だったのではなく、さまざまな改善の余地があると思いますし、そういった意味でもこれからに期待をしたい1台です。